【イベントレポート】CO-NIWAマルシェ9月(2022/9/17開催)
週間予報では雨が心配されていた9月のマルシェですが、当日みんなの願いが届き、何とかお天気も持ってくれて、いつものように和やかな1日となりました。
今回の出店者さんクローズアップは“なないろ畑”です。
“農業生産法人なないろ畑株式会社”は中央林間や座間など5か所の圃場で、農薬・化学肥料不使用で野菜や果物を生産しているCSA農場。CSA農場は地域支援型農業(コミュニティ サポーティド アグリカルチャー)の略です。会員が生産や運営に携わりながら、農作物を定期購入する仕組みです。
農薬・化学肥料不使用で生産されている“なないろ畑”の野菜ですが、この肥料の一部は南町田グランベリーパーク隣接の鶴間公園で集められた落葉を、ヌカや水を混ぜて発酵させ、苗づくりに使われ、その後は腐葉土として畑で活用されています。
生産された農作物は、会員さんが購入するほか、このCO-NIWAマルシェや、鶴間公園(毎週日曜)などいくつかのマルシェでの販売、また鶴間小学校の給食にも提供されています。なんともステキな循環ですね。
なないろ畑CO-NIWAマルシェのブースで中心的な存在なのが、取締役農場管理者(農場長)の畑中達生さんとボランティアの林月子さん。
畑中さんは、これまでに美しが丘公園での桜まつりや夏まつりなどの際、コミュニティスペース“3丁目カフェ”のブース運営に携わるなど、この地域の活動に多方面から関わっておられます。“ミッチェル”という愛称の方でご存じの方が多いかもしれません。
林月子さんは、たまプラーザで3人のお子さんを育てるなかで小学校のPTA会長なども務めてこられ、現在は「たまプラー座まちなかパフォーマンス プロジェクト」の代表として「育ちあい」をテーマに活動を続けていらっしゃいます。
たまプラ団地の共助の会“たまプラむすびの会”のほか、多岐にわたった活動に携わってこられた月子さんに会いにブースを訪れる方もたくさん。いつもブースは笑顔であふれています。
なないろ畑の販売の特徴のひとつは量り売り。
ピーマン、なすも1つから、葉物も必要なだけ購入できます。
その分、お会計の時、スタッフの皆さんは大変そうですが、フードロスが社会問題にもなっている今、消費者にとってもとてもありがたい取り組みです。
このCO-NIWAマルシェがきっかけで、同じ出店者のコマデリさんとのコラボも生まれました。
マルシェの前にはコマデリ小池さんがなないろ畑の圃場を訪ね、新鮮なお野菜を仕入れ、マルシェ当日はなないろ畑のお野菜を使ったお弁当、スープを提供しています。
安全、安心、新鮮な素材を丁寧に扱って料理したおいしいお食事が、CO-NIWAマルシェでいただけるのはありがたく、贅沢極まりないことですね。
さぁ、来月はどんなお野菜がブースに並ぶのでしょうか。
【9月の出店】
・なないろ畑 (無農薬・無化学肥料の野菜)
・aikoflorist & favori (生花/加工花・アクセサリーとワークショップ)
・コマデリ(地産地消キッチンカー)
・たまプラーザハンドメイドマルシェ事務局(ハンドメイド品)
・横浜ミルクセンター(ゲーム)
・たまプラ結びの会(ハンドメイド品、リサイクル品)
・ヴィリング (子ども向け ワークショップ)
10月のCO-NIWAマルシェは10月15日(土)の開催になります(10時から16時)。
近隣では、美しが丘公園でのたまプラハロウィン、さんかくBASEのPeoplewise CAFEのチャレンジフェスタなども同日開催です。たまプラ一帯を回遊して、目一杯楽しんでください。
また、CO-NIWAたまプラーザ内の美しが丘ワーキングスペースでは、マルシェ開催に合わせて11時から15時まで、一部のスペースを飲食OKの休憩所として開放してくれています。たまプラーザの昔の写真を眺めながらのランチはいかがでしょう。
他の月のマルシェの様子は こちら
ボランティアで会場設営、撤収のお手伝いくださる方、会場装飾のPOPなどの制作が得意な方も引き続き随時募集しています!
お気軽にお問合せください。(お問合せ先:エリマネ事務局 info.dwta@gmail.com)
(一般社団法人ドレッセWISEたまプラーザエリアマネジメンツ 事務局、なないろ畑の写真提供:畑中達生さん、林月子さん)